About

「プゼ」は、ダンス・建築・詩・デザイン・絵画・哲学・土着の芸能・生活などを参考にしながら、参加メンバー独自の目線で空間を構成するパフォーマンスの集団です。テーマとなる場所をリサーチし、制作過程を大事にしながら、動き・音・言葉・物・身体などを重層的に重ねて空間を構成していくような舞台をつくります。


プゼの名前の由来は『共同-体(コルプス)』という本の一説、フランス語のpeséeで、<重さであること、計量、 吟味、 考慮、 重大、 大切> 等の意味があります。諸々の身体が世界/共同体のうちにひとつの重みをなすということは、様々な相互のコミュニケーション、様々な網の目があり、そこに場が生起することであり、創造が開始される起点となることと言えます。[※1]


様々な人が様々に関わり共在する場を基盤にしたコンテンポラリーの後で、様々な領域を様々な濃度で重ね合わせながら、関係を大事にしつつ、表現と思考と生活が新たに出会いなおす場/身体/共同体として、試行を積み重ね、次へ繋がるような創作表現を模索してみたいと思います。[※2]


それも、未知を恐れず過程を楽しみながら、一歩づつ、軽やかに、ゆるやかに。


2019年4月より活動を開始し、同年11月23日(土)・24日(日)に墨田区で初公演をします。

ぜひ足をお運びください。詳細は後日このWebサイトでお知らせいたします。

ご連絡はinfo.pesee@gmail.comまで。(@を半角に変えて送信ください)


[※1 参考:『共同-体(コルプス)』Jean‐Luc Nancy (原著), 大西 雅一郎 (翻訳), 松籟社]

[※2 追記: もしかしたら、意図して集う時点で共同体とは言わないのかもしれませんが、本来の共同体との違いは何か、現在の共同体に足りないものは何か、といった疑問を内に携えて活動してみることは、何らかの意義や発見があるかもしれません。]